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ガネーシャ・ギリ

クンダリニーヨーガの重要性について3

クンダリニーの覚醒が完全に起きる場合、肉体的な変化も大きくおこります。
私は、ヨーガの師のシャクティ・チャラニー・ムドラー(クンダリニーの覚醒技法)を、おそらく20〜30回は近くで見させていただきましたが、比較的初期のころ(20年ほど前)は、背骨が腰のあたりから首の後ろにかけて大きく盛り上っていくのを、何度も目撃しました。
また周囲にも焦げ臭いにおいが漂ったりもしていました。
それが回数を積まれるに従って、外見上の変化は少なくなり、最後は全く何の変化も見られなくなりました。
クンダリニーの上がるルート(スシュムナー・ナーディ)の整備が完全に終わったからだと思います。
また私自身も1996年に、師に同行させていただいた、ブータンの寺院でクンダリニーの集団覚醒を体験しました。
その時は、まるで車に衝突されたかのような衝撃が全身に走り、そのあと腰が抜けてしばらく立ち上がれませんでしたし、その後、ある種の強烈な精神秘的な体験が10年ほど続きました。
今クンダリニーは、ヨーガだけでなく、あらゆる精神世界系の技法のなかで、「チャクラ」という概念とともに広く知られるようになりましたが、残念ながら、きちんと理解されているかどうかはわかりません。
すくなくとも、クンダリニーエネルギーを覚醒させる技法と言われているもので、実践において何の衝撃もなく、単に気持がいいだけの場合、安全な範囲でクンダリニーのごく一部しか使われていないケースがほとんどだろうと想像します。
もちろんそれらの技法をけなしているわけではありません。
クンダリニーの完全覚醒の場合、心身の準備が出来ていなければ、重大な障害が起こる可能性は否定できません。
安全面を考えれば、それらの技法はだれにでもお勧めでき、誰もがクンダリニーエネルギーがもたらす恩恵の一部を享受できるのだろうと思います。
ただ、クンダリニーの完全覚醒にあこがれる方も多いと思います。またこのコラムを読んでくださっている方の中にも、クンダリニーが原因の不調に苦しむ方もおられるかもしれません。
私ごときがアドヴァイスするのもおこがましいのですが、そのような方々にお勧めするのは、一にも二にも「技法を繊細に実践する」、これにつきるのだろうと思います。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902
「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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