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雑記帳

勝利の日

自身の内に潜む不浄な傾向を清めるためにこの上ない重要な時であるナヴァラートリは、ラーマが魔王ラーヴァナに勝利したように、私たちの内に潜む悪を滅ぼす大切な時として存在します。そして今、最後に迎えようとしている悪に対する善の勝利「ダシャラー」の日を、バガヴァッド・ギーターを通じ人の生に照らし合わせています。
「至上者の非人格的な姿 即ち非顕現の真理に
心をよせる者たちの進歩は甚だ困難である
肉体をもつ者たちにとって
その道は常に険しく様々な困難を伴う」
「だが わたしに熱い信仰をもって
すべての行為をわたしのために行い
常にわたしを想い 念じ
常にわたしを礼拝し 瞑想する者たち」
「常に心をわたしに結びつけている者たちを
プリターの息子よ わたしは速やかに
生死の海から救い出す」
(バガヴァッド・ギーター12章5節〜7節 「神の詩 バガヴァッド・ギーター 訳:田中嫺玉」より)
成功や失敗、称賛や批判という人の心を常に揺らす相反するものの間で生きる私たちは、時に険しい困難に出くわします。インドの深い精神的な教えは、その道中において、中心となる永遠の至福を得られるかどうかが真の生きる目的であることを伝えています。
そしてそれを手にすることができる者というのは、クリシュナ神がギーターを通じ述べるように、どんな時もいつの時も、神を信じることができる者に他ありません。信じる者、ここではそれが勝者となるのです。
怒りや憎しみ、欲望や執着、心がある限り誰しもの内に生じるであろうその敵は、至福そのものである自身の存在を一瞬のうちに見失わせていきます。そんな中で神を見つめ、その存在を確かにすること、心を神に定めるそのシンプルな術によってあらゆる敵は滅んでいくことを、インドの神々と過ごす日々が伝えているように思います。
ナヴァラートリはまさに、その大切な瞬間です。残りわずかになったこの神聖な時、そして最後に迎える盛大な祝福を、皆さまが勝利と共に迎えられることを心よりお祈りしております。
(文章:ひるま)

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