प्रसङ्ख्यानेऽप्यकुसीदस्य सर्वथा विवेकख्यातेर्धर्ममेघः समाधिः॥२९॥
Prasaṅkhyāne'pyakusīdasya sarvathā vivekakhyāterdharmameghaḥ samādhiḥ||29||
プラサンキャーネーピャクシーダスヤ サルヴァター ヴィヴェーカキャーテールダルマメーガハ サマーディヒ
最高の直観智の中でさえも離欲する時、完全な識別知によって、法雲三昧が生じる。
簡単な解説:前節において、独存に向かうようになった心の隙間に入り込む、潜在印象からの他の想念を除去する方法は、前に説いた(2章10−11説)煩悩を除去する方法と同様であると説かれました。本節では、深い瞑想から生じる最高の直観智を得てさえも、期待や興味を抱かずにいる時、法雲三昧と呼ばれるもっとも純粋な三昧が生じると説かれます。
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