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フェスティバル

ラーマ・ナヴァミー2007

2007年3月27日は、ラーマ・ナヴァミー(誕生祭)です。
インドの家庭では、ラーマ・ナヴァミーのこの日、ラーマとその妃シーターの小さな神像を並べ、結婚式の儀式を執りおこないます[1]。そしてまた、敬虔なヒンドゥー教徒は、断食をし、寺院では叙事詩「ラーマーヤナ」が詠まれます。
ラーマは、この叙事詩の主人公として、正義、寛容、忍耐、そして犠牲など、わたしたちが失いかけている美徳の大切さを示しています。
ラーマーヤナでラーマが示されている理想は、現代のわたしたちからすると、あまりにもかけ離れていて、現実味がないかもしれません。しかし、ラーマは実在の人物ともいわれていますので(およそ紀元前5000年の人物といわれています)、ラーマーヤナで語られている物語も、まったくの作り話ということではないかもしれません。
便利・快適になった今ですが、その反面、さまざまなものに囚われ、心にゆとりがなくなってきています。いじめや社会的な問題もさまざま表面化していますが、決定的な対処法がなく、何を拠り所としたらよいか分からないのが現状ではないでしょうか。
しかし、ラーマーヤナには、このような問題に対する対処法が、随所に見て取れます。
新しいものに目を向けるのは、現代人が仕事をこなし、生活していく上で必要不可欠ですが、しかし同時に、古き良き文化にも、この上ない価値が散りばめられていることを忘れてはならないかもしれません。
ラーマーヤナは、国内でも本が出版されておりますので、この機会にお目を通されてみてはいかがでしょうか。またインターネット上でも、簡約版等が閲覧できます[2]。
[1] Wikipedia, "Rama Navami", http://en.wikipedia.org/wiki/Rama_Navami
[2] 簡約ラーマーヤナ, http://www.geocities.jp/jayramayana/

コメント

    • 柄澤
    • 2007.03.27 11:59am

    薗田さま:こんにちは。「ラーマーヤナ」はサンスクリットからの完全訳がないのは残念ですね。私は最近「子供文庫の会」から出版されたエリザベス・シガー(山本まつよ訳)版を読みました。こども向けではありますが、なかなか読み応えがありましたよ。次は16世紀に詩人トゥルシーダスがヒンディー語に翻案した版を池田運さんが翻訳した「ラーマヤン・ラーム神王行伝の湖」(講談社出版サービスセンター刊)を今日、27日から読み始めようと思います。今のところはこれが日本で唯一の完全版といえるのではないでしょうか?

  1. 柄澤様 お世話になっております。この度は、貴重な情報いただきまして、誠にありがとうございました。インド文学は、最初は固有名詞が複雑で読みづらいところが多いかと思いますが、その魅力にとりつかれると、どんどん引き込まれていってしまいますね。これを機会に、ぜひ多くのみなさんに読んでいただければと思います。

    • 柄澤
    • 2007.03.27 9:23pm

    園田様:こんばんは。トゥルシーダスが「ラーマーヤナ」の翻案に取り掛かったのは1631年とのことですので、「16世紀に・・・」は「17世紀」の誤りでした。お詫びして訂正申し上げます。
    ところで雑誌「ヨギーニ」の記事拝見いたしました。ひとりでも多くの人がこれをきっかけに素晴らしいインドの伝統音楽やマントラに接して欲しいものですね。

  2. 柄澤様 お世話になっております。一昔前は、ヨーガというとインドの山奥で行者が行っている苦行のイメージが強かったかもしれませんが、今はとても身近なものになってきましたね。またマントラなどの内的なヨーガも、どんどんひろまっていけば幸いです。

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