これをお読みの方の中には、日々サーダナを積まれている方も多いと思います。
マントラだけを唱える時はそうでもないのに、プージャーやアビシェーカを行うと、途端に実施が辛くなる、とか、やる気が起きなくなるという話を時々お聞きすることがあります。
また私自身もそう感じることがよくあります。
たしかにこの時期は、早朝とはいえ暑い中、樟脳や火を焚くときはエアコンを止めたり換気しなくてはならないかもしれません。
しかし簡易なプージャーであれば別に難しい所作があるわけでもないと思います。
インドの方に同じように感じることがあるかどうか聞いたことがあるわけではないので世界共通なのかどうかはわかりませんが、なぜなのか仮説をたててみました。
一番可能性が高いのは、たとえシンプルなものであってもプージャーは、たくさんのカルマの解消をするので重くなる、のではないか、ということ。
たくさんの荷物を積めば車が重くなるのと同じ原理です。
(「カルマの解消」と言う表現は、厳密には正しいものではないかもしれませんが、一般的に浸透した表現ということでご了承ください。)
次に考えられるのが、プージャーされると困る存在(いわゆる魔物のようなものでしょうか)が、(たとえばそれを行う場所の土地など)近くに居て、邪魔をしているなどかもしれません。
3つ目に考えられるのは、やはり準備や所作が煩雑で、マントラだけを唱えるのにくらべて面倒に感じるのかもしれません。
与太話的なものも含め、他にも理由があるのかもしれませんがきちんと手順に則りプージャーを行うと、心身も空間も非常にすっきりしますので、やはりやった方がいいのでしょうね。
願わくばいつも同じ前向きな気持ちで、なるべく快適にサーダナを積み重ねたいものですね。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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