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お知らせ

ポストコロナ福祉活動支援募金活動報告(その6)

ポストコロナ福祉活動支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

8月6日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第33回目の物資の支援を行うことができました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.38,205(約66,000円)です。
今回は、前回から約3ヶ月でのお届けとなりました。

インドは厳しい暑さから恵みの雨が降り注ぐ雨季へと移り変わり、現在は神聖なシュラーヴァナ月が続いています。
さまざまな祭日が続く今、来週8月15日にはインドの独立記念日が祝福される喜ばしい時を迎えています。
今回も定番となった甘いお菓子のラッドゥーを含めて物資をお届けしましたが、心待ちにしている入居者の方々も多く、皆様にとても喜んでいただくことができました。
この神聖な時に喜びを共有できましたこと、とても嬉しく思っています。

コロナ禍を経て日常が戻り、現在は施設の運営も安定していますが、入居者は以前の倍近い800名を超えています。
インド経済はコロナ禍から回復し好調が続いているといわれますが、外出禁止や都市封鎖が長く続いたインドでは、特に家庭内におけるストレスが大きく、困難を抱える人々はとりわけ大きな影響を受けたと言われています。
施設に入居を希望する人は絶えない状況が続き、いったん生活の基盤が損なわれた人々にとって、その再建は容易ではないことが伺えます。

福祉施設では少し離れた別の場所に建物を確保し、より多くの人を安全に受け入れることができるように奮闘していますが、家族と暮らせなくなった入居を希望する人は絶えず、こうした活動の必要性が高まっています。
コロナ禍においては、入居者の方々に1日1食しか提供できないほどの困難に見舞われましたが、皆様のおかげでその困難を乗り越え、現在はより多くの人々が安心して暮らすことができるよう活動を進められていることに、心からの感謝をいただいています。

一方で、福祉施設がある首都のデリー周辺では今年は雨が多く、天候不順による食料品価格の高騰が課題になっています。
福祉施設への支援を開始して3年が過ぎた今、物資を提供いただく店舗からは割引のサポートを受けていますが、この間にもやはり価格が上昇しています。
天候不順の影響は大きく、今後の状況によってはさらなる上昇も考えられることから、施設の運営には負担が重くのしかかります。

日々には不安を感じる状況が常にありますが、こうした機会を学びとしてより良い社会に向かうよう、お互いを思い合いながら前向きな活動にエネルギーを注ぐことを心がけていきたいと感じます。
施設では必要最低限の物資でやりくりする状況が続いているため、一人でも多くの人が安心して暮らすことができるように、支援は今後も継続していく予定です。

いつも温かいご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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