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お知らせ

ポストコロナ福祉活動支援募金活動報告(その7)

ポストコロナ福祉活動支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

10月24日に、首都デリーで動物の保護活動を行なっている施設へ、第17回目の医療物資の支援を行うことができました。
獣医師の指導のもと、今回はRs.35,400(約63,900円)の医療物資を手配し、配送料を含め、支払った金額はRs.35,900(約64,800円)となっています。

今回の医療物資は、前回から約4ヶ月でのお届けとなりました。
医療物資は引き続き、怪我をした動物や病気を患っている動物のための治療薬が主なものとなっています。

保護施設では、現在も怪我をした動物や衰弱している動物、感染症を患う動物などの保護を可能な限り行なっています。
犬を中心に、猫や野鳥、牛やロバなど、常に400頭以上の動物が保護されていますが、保護が必要な動物は絶えません。
元気になった動物は元の縄張りに帰すこともありますが、命を落とし近くに埋葬されている動物も多くいる状況です。
苦痛が少しでも和らぎ、穏やかに過ごすことができるように、医療物資を通じて動物たちの治療をできる限り行なっています。

インドでは、飼い主のいない犬などの動物を街中で多く見かけますが、地域住民の認知と合意の上でお世話されていることが多くあります。
社会において動物たちと共存する豊かな面を見ることができる一方で、咬傷事故なども多く、課題があるのも事実です。

保護施設がある首都のデリーでは、9月上旬にG20が行われましたが、これに際して、一部の地域で野犬の一斉捕獲が行われました。
G20を終えた後、捕獲したすべての野犬を解放したとされていましたが、もとの縄張りに戻っていない野犬も多く見られると言われています。

コロナ禍では封鎖や外出禁止の影響により捨てられる動物が増え、縄張り争いで怪我をする動物が増えたとされています。
今回の状況を通じても、動物たちには大きなストレスがかかったのではないかと、動物たちの状況を懸念する声が多く上がっています。

現在は、動物の避妊やワクチン接種、ペットの管理に関する法整備など、さまざまな取り組みが進められています。
万物が幸せに暮らすことができる社会になるよう願いながら、皆様の温かいご支援とともに私たちにできることを積極的に取り組んでいきたいと思います。
保護施設では、餌は十分に確保ができているため、引き続き、必要な医療物資の支援を行なっていく計画です。

この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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