アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、10月24日に500皿(第47回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
今週の食事の奉仕は、女神を讃えるナヴァラートリの祝祭を締めくくる、ダシャハラーの吉日になりました。
この吉祥の時に食事を通じて喜びを共有できましたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
ダシャハラーは、正義の化身であるラーマ神が羅刹王のラーヴァナを倒した日として崇められる吉日です。
ダシャラーにおいては、見上げるほどのラーヴァナの像が街中で燃やされ、善の勝利を祝う行いが広く見られます。
首都のデリーでは、気温が低くなるこれからの時期に大気汚染が深刻になりますが、このダシャハラーのお祝いの後に大気汚染が悪化することも伝えられています。
これから周辺地域での野焼きが増えることや、ディーワーリーに向けて祭事が増え、花火が打ち上げられたりすることにも要因があるとされます。
奉仕を行う地域に暮らす人々は、こうした大気汚染の影響を受けやすい過酷な暮らしを余儀なくされており、健康面での影響が懸念される時を迎えます。
不安が尽きない日々の中でも、日々にある喜びを祝うことができるように、これからも食事の奉仕を通じて温かな光をお届けできればと思います。
ナヴァラートリとダシャハラーが終わりましたが、これからはディーワーリーに向けて街はさらに賑やかになり、喜びが溢れる時となります。
世界が平和で万物が健やかに暮らすことができるように願いながら、今後も奉仕を継続していきたいと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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