10月29日は部分月食でしたが、表面的には毎年あるような大して珍しくない現象ながら
その日のトランジット(星の配置)は相当に特徴的なものでした。
もしかしたらかなり苦しい体験をされた方もおられたかも知れません。
私たちは想像以上に強く天体の配置の影響を受けています。
「蝕」のように急激に影響が強まるような状況の時などは、まったく心身のコントロールができなくなってしまうこともあるかもしれません。
「蝕」に限らず運命に大きな影響を与えかねない天体や自然の現象に関して、長い歴史を持つ国には
古来からの言い伝えは必ずあるはずで、それに留意することは重要なのかもしれません。
インドと同じく日本にも昔は「蝕」を見てはいけない、という教訓がありました。
私たちはそういう知識を軽んじることのないようにするべきなのかもしれません。
来年は日本は「蝕」の影響はほとんどうけないのですが、
このことは忘れないで置いた方がいいのかも知れませんね。
なお、ムリティユンジャヤやシュリーヤントラに唱えられるマントラなどは、
「蝕」の影響やその後遺症を速やかに取り除くことができると考えられます。
(その他にもオールマイティーな効果を期待できるマントラは、蝕の影響を和らげるでしょう。)
これらの情報もよろしければ覚えておいてくださいませ。
もうすぐディーワーリーですね。
このお祭りは日本での正月のような側面もあります。
1年間ガネーシャギリの拙いコラムを読んでいただきありがとうございました。
また次回から心機一転頑張らせていただきます。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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