アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、11月21日に500皿(第51回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
この「アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)」は、「新型コロナウィルス緊急アンナダーナ」として実施していた奉仕を引き継いだものとして、昨年の11月22日に始まりました。
内容は「新型コロナウィルス緊急アンナダーナ」と同様になりますが、新型コロナウィルスの感染状況が落ち着き、日常が戻っているため、新たに「アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)」として実施させていただく形になっています。
「新型コロナウィルス緊急アンナダーナ」としての奉仕では、約2年半の間において合計200回、10万食の奉仕をすることができました。
「アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)」となって1年が経ちましたが、この1年間、皆様の温かいお気持ちによりほぼ毎週の実施をすることができ、これまで合計51回の25500食の奉仕となっています。
コロナ禍で止まっていた時間が動き出し生活の再建に励む時を迎えていますが、目まぐるしく変化する社会の中で、社会的に弱い立場にある人々の生活は思うように進まない現実があります。
現在、インドは雨季を終え乾季に移り変わる時となりますが、今年の雨季は天候不順が際立ち、食料品をはじめとする物価高に悩まされる時が続きました。
これから天候が落ち着いても、深刻化する大気汚染によって、奉仕をする地域に暮らす人々も従事する建設作業などが中断され、仕事が妨げられることがあります。
こうした環境の中で、皆様から絶えることなくお寄せいただく温かい思いからなる食事は、心の大きな支えになっていることと思います。
週1回ほどの実施となりますが、これからも必要とする人々のもとへ皆様のお気持ちが届きますように、同様に食事の奉仕を継続していく計画です。
アンナダーナを通じて接する人々の笑顔を目にすると、前向きな活動にエネルギーを注ぐことで、必ず社会には明るい変化が生まれることに気づかされます。
より良い社会となりますように、皆様のお気持ちとともに精一杯、今後も活動をしていく所存です。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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