昨年の年末、教室のツアーで渡印して「黄色の女神様(バガラームキー女神)」のマンディール(寺院)に参拝してきました。
寺院には2日続けて詣でて、僧侶に大掛かりなホーマ(護摩焚き)もしていただきました。もしかしたら、私たちはこの寺院を訪れた初めての日本人だったかもしれません。
寺院で少し不思議な出来事がありました。
女神が祀られる洞窟で、礼拝したあと、出ようとすると、横の入り口から小さな少女が入ってきました。5〜6歳位でしょうか。大きな目の人形のように美しい少女です。
彼女は僧侶に向かって片手を差し出しました。聖なる紐を手首に結んでもらうためです。
僧侶が私たちに言いました。「こういう小さい少女は、インドでは女神の化身として崇めます」。そしてインド人ガイドさんも「皆様、10ルピー(20円位)を捧げて礼拝してください。」と言いました。
私たち一行が10ルピーづつ差しだし礼拝すると、少女は、嫌がりもせず、かといって積極的にもらおうともせず、無表情で10ルピー札を次々に手に握っていきました。
私は彼女の横顔を眺めていて、瞬間的に感じました。「この少女はバガラームキー女神の化身かもしれない。」と・・。なぜなら、現れたのが絶妙すぎるタイミングなのです。
また狭い洞窟で大勢の外国人に囲まれたら、普通はおびえて泣きだすでしょう。しかし少女はまったくの無表情なのです。
バガラームキー女神ような畏怖相の女神は、文字通り恐ろしい姿で現れることも多いですが、熱心な信奉者の前には、美しい女性や少女の姿をとって現れるといいます。
女神ははるばる日本から来た私たちの願いを聞き入れ、たまたま寺に来ていた美しい少女の体を借り、一時的に降臨したのだと思います。
少女は、我々のガイドに手を取られ、礼拝する私たちの頭を平手で乱暴に叩き(祝福です)、去ってきました。
少女がバガラームキー女神降臨した姿であっても、そうでなくても、バガラームキー女神の祝福があったと感じています。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902
「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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ガネーシャ・ギリ
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