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雑記帳

神々の乗り物

ヒンドゥー教の神々の多くは、動物を乗り物として描かれることが少なくありません。その乗り物は「ヴァーハナ」と呼ばれ、それぞれの神々が示す性質や象徴をあらわす重要な存在でもあり、独立して人々から崇められることも多くあります。
例えば、ガネーシャ神は小さなねずみ、シヴァ神は牡牛、ヴィシュヌ神はガルーダ(鷲)、ラクシュミー女神はふくろう、サラスワティー女神やブラフマー神は白鳥、ドゥルガー女神はライオン、カールッティケーヤ神は孔雀など、それぞれの神々には、それぞれの動物が常に寄り添って描かれます。
これらの動物は、本質である神々と、その神々の象徴を示す現象が深く結び付き描かれていると言われることがあります。また、神々が乗り物としてそれらを操ることから、私たちの制御されるべき傾向や性質がそこにあらわされていると言われることもあります。
例えばガネーシャが乗る小さなねずみは、暗闇をすばやく動き回り捉えることが困難であることから、私たちの感覚器官を象徴しているといわれ、それは欲望や無知という暗闇そのものを意味すると言われます。それを乗り物として操ることは、知識によって無知という暗闇を克服することを象徴し、実際にガネーシャ神は多くの場面で、学びの神として崇められています。
こうした神々とその乗り物との繋がりを見つめると、自分自身の克服したい傾向や性質を正す術が見えてきます。神々は私たちの内にエネルギーとして生きていると伝えられることから、自分自身の正したい傾向や性質に繋がる神々を礼拝したり、そのマントラを唱えたりすることで、内なる世界にはより良い変化が現れてきます。
私たちがこうして生きる日々の中では、この肉体を通じ、さまざまな欲望や感情が生み出されます。それらをうまくコントロールし、穏やかで幸せな日々を過ごすためには、本質である神々を知ることがシンプルな術の一つとなるかもしれません。何よりもまず、崇高な魂を運ぶこの身体を、感覚ではなく神々の制御下に置くことができるよう、日々の行いを努めたいと感じています。
(文章:ひるま)

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