スピリチュアルインド雑貨SitaRama

フェスティバル

アンブバーチー・メーラー2024:女神崇拝の神秘

カーマーキャー女神の祭典

2024年6月22日から6月26日は、アンブバーチー・メーラーの吉日です。
アンブバーチー・メーラーは、インド東部アッサム州グワハティに位置するカーマーキャー寺院で行われる壮大な祭典です。
この祭典は、カーマーキャー女神の月経を象徴し、毎年5月から6月にかけて行われます。
大地を潤すモンスーンと重なるこの期間は、「創造」と「育み」の象徴として、母なる大地の月経と信じられています。

女神崇拝の神秘

カーマーキャー女神は、シヴァ神の最初の妻であるサティと密接な関係があり、さらにカーリー女神とも同一視されることがあります。
カーマーキャー寺院は、サティの身体の一部が存在するとされる51のシャクティ・ピータのひとつであり、特にサティの女性器が落ちた場所として信じられています。
このため、寺院はインドにおけるタントラの中心地であり、女神崇拝において重要な聖地となっています。

ドゥルガー女神の化身たち

カーマーキャー寺院には、ドゥルガー女神の10の化身であるダシャ・マハーヴィディヤーがそれぞれ祀られています。
これらの化身は、それぞれ異なる力と祝福をもたらし、訪れる人々に多様な恩恵を与えています。

清めの儀式

アンブバーチー・メーラーの期間中、カーマーキャー女神の月経を迎えるため、寺院の扉は3日間閉ざされます。
この間、不浄なエネルギーが排出されると考えられ、人々は自身を清めるための行いに専念します。
3日後に寺院の扉が再び開かれると、清められた心身で女神の祝福を受けることができると信じられています。

カーマーキャー女神の恩恵

カーマーキャーという名前は「そのものが欲望である者」を意味し、サティの女性器が落ちたとされるこの地において、カーマーキャー女神は創造の源として崇められています。
カーマーキャー女神は「望まれる者」であると同時に「望む者」とされ、全ての願望の成就を助ける存在と考えられています。

アンブバーチー・メーラーは、神聖なる祭典として多くの人々を魅了します。
カーマーキャー寺院の神秘とともに、この祭典は人々に霊的な成長と浄化の機会をもたらし続けています。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3

CATEGORY

RECOMMEND

RELATED

PAGE TOP