国際ヨーガの日2024：ヨーガの精神と健康を祝う日

心と体の調和を祝う日

2024年６月21日は国際ヨーガの日です。
ヨーガの普及を目的とした国際ヨーガの日は、健康と福祉を促進するための国際的な日として広く認知されています。
インドの現首相であるモーディー氏の提案を受け、2014年12月11日に国連で決定されました。
今年で第10回目を迎えるこの日には、世界の各地でヨーガの精神的な価値を称えるイベントが開催されます。

夏至とヨーガのつながり

６月21日は、一年の中で昼間の長さがもっとも長い夏至の日にあたります。
夏至は多くの文化や慣習で特別な意味を持ち、ヨーガにおいてもとりわけ重要視されています。
ヨーガの実践では、太陽礼拝（スーリヤ・ナマスカーラ）が中心的な役割を果たしており、夏至の日にその意義が一層高まります。

グル・プールニマーの祝福

インドの暦では、主に夏至の後の最初の満月の日が「グル・プールニマー」として祝福されます。
この日は、師（グル）を讃える特別な日であり、ヨーガの伝統においても重要な位置を占めています。
一説によると、ヨーガの伝承は、その起源であるとされる偉大なグル、シヴァ神によってこの夏至の日に始まったと信じられています。
シヴァ神は初めてのヨーガの師とされ、その教えは弟子たちによって広められました。

世界中で祝われるヨーガの日

６月21日は、世界の各地でヨーガに関するさまざまなイベントやワークショップが開催されます。
ヨーガは、心と体の健康を促進し、心身の調和を生み出すための素晴らしい方法です。
この機会に、インド古代の叡智であるヨーガに触れ、その深い精神性と健康効果を感じる時間を持つことで、新たな気づきを得ることができるでしょう。