アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週は、５月28日に500皿（第74回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドは１年でもっとも暑い時期を迎えており、奉仕を行う首都のデリーでは45度を超える日が続いています。
誤計測の可能性もあるようですが、５月29日にはデリーの一部の観測所で52.9度を観測したと伝えられています。
今年は熱波に見舞われる日が多くなると早くから伝えられていましたが、連日の高温に体の休まる時がありません。
この猛暑の間、デリーでは労働者の健康を考慮し、給与を減額することなく、午後12時から午後3時までは休息を与えるように指示が出されました。
建設現場では十分な水とココナッツウォーターを提供することが義務付けられています。
過酷な環境での労働を余儀なくされている人々にとっては大きな救済となりますが、しばらくこの暑さが和らぐ見込みはなく、厳しい環境下での労働が続きます。
奉仕を行う地域に暮らす人々もこうした環境の中で労働を行う人が多く、アンナダーナの１食を通じて、少しでも栄養のある食事を摂り、体を労わることができるように願ってなりません。
北部では猛暑が続きますが、南部のケーララ州では雨季のモンスーンが５月31日にも始まると見られています。
これからモンスーンは約１ヶ月をかけてインドを北上していくため、北部での恵みの雨はもうしばらく先になります。
穏やかな自然の巡りの中で、生きとし生けるものが健やかに暮らすことができるように願いながら、奉仕を継続していきたいと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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