アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、７月25日に500皿（第34回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドは本格的な雨季に入っていますが、記録的な豪雨に見舞われている地域もあれば、降雨量が極端に少ない地域もあり、各地で天候不順が続いています。
そのような中、インドでは先週、バスマティ米を除いた白米の輸出を禁止する措置が発表されました。
インド国内において、お米の価格は過去１年間で11.5％、ここ１カ月で３％上昇したと報じられています。
インドのお米の輸出は世界の輸出の40％を占めるといわれ、この措置により世界の食料価格がさらに上昇することが懸念されていますが、インドではモンスーンの天候不順に伴う農作物の被害と輸送の混乱によって、ここ数週間は特に食料品価格の高騰に直面しています。
奉仕を行う地域に暮らす人々は、稼いだ日銭でその日をやっと過ごしており、たとえ１ルピーの上昇でも非常に大きな負担になります。
コロナ禍においては、社会的に弱い立場の人々がとりわけ厳しい状況に直面してきたと伝えられますが、こうした環境問題でももっとも深刻な影響を受けているとされています。
日本でも豪雨や猛暑が続いていますが、世界の各地で記録的な暑い夏になっていることが伝えられています。
私たち自身もこの機会に学び、生活を少しでも見直しながら、より明るい社会へと向かうように願い活動していきたいと思います。
皆様もどうぞお身体にお気をつけてお過ごしください。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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