アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、８月１日に500皿（第35回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドは本格的な雨季に入ってから約１ヶ月が経過しましたが、奉仕を行う首都のデリーではこれまでに記録的な雨量が報告されています。
デリーの７月の平均降雨量は209.7mmとされていますが、今年はそれを大幅に上回る384.66mmの雨が降ったとされています。
これにより、７月は大気汚染も改善され、気温も低くなったと伝えられていますが、懸念されているのは増加しているデング熱です。
蚊を媒介として感染するデング熱は通常、雨季の後半に増加する傾向がありますが、今年は７月からの多雨で既に感染者数が非常に多くなっていると伝えられています。
奉仕を行う地域に暮らす人々は、十分な感染対策を実施できない環境にあり、雨季が終わる11月頃までは不安の拭えない日々が続きます。
首都のデリーをはじめ、これまで北部では雨量が多くなっていますが、南部では雨季の始まりが遅れたことも影響し、極端に雨量が少ない地域もあります。
８月はエルニーニョの影響で雨量が減少するという見通しもあり、すでに天候不順によって食料品価格が高騰している現在、多くの不安を感じる日々が続きます。
こうした日々において、一人でも多くの人が心休まる時を過ごし、明るいエネルギーが社会に生まれるよう、今後も皆様の温かいお気持ちをアンナダーナとしてお届けしていきたいと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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