ビーシュマ・アシュタミーはマーガ月(1~2月)の新月から8日目にあたり、ビーシュマを讃える日です。
ビーシュマは古代インドの叙事詩マハーバーラタにおける英雄として知られ、この日、ビーシュマが死を迎えたと伝えられます。
戦いで傷を負ったビーシュマは、ウッタラーヤナに肉体を去ることを望み、ウッタラーヤナが訪れるまで、矢でできた臥床で死を待ったといわれます。生涯を通じ禁欲を忠誠したビーシュマは、父より、自身の死す時を選ぶことができる恩恵を与えられていました。
ウッタラーヤナはマカラ・サンクラーンティ以降の太陽が北方への回帰を始める時にあたります。インドでは太古より、ウッタラーヤナの期間中に肉体を去ることは、成就に至るために重要であると考えらています。
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