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雑記帳

聖なる沐浴

kumbh-mela

盛大な祝福と共に終わりを迎えた2016年のクンバ・メーラー。世界最大級ともいわれるこのクンバ・メーラーを訪れる人々の主たる目的は、聖なる川での沐浴です。2016年はウッジャインで開催されたクンバ・メーラーは、シプラ川がその聖地でした。

沐浴はスナーン(スナーナ)と呼ばれ、このクンバ・メーラーだけでなく、インドの日常において非常に重要視される行いの一つです。プージャーを行う前や寺院へ参る前など、シャワーを浴びるなどして必ず身を清めなければなりません。生涯の罪を洗い流すために、長い年月をかけ聖なる地での沐浴へと向かう人々がインドには現代にも巨万といます。

そして、このクンバ・メーラーのハイライトともなるのが、シャーヒー・スナーン(ラージャヨーギー・スナーン)です。シャーヒー・スナーンは、アカーラ(僧団)に所属するサードゥ(修行僧)たちに捧げられる聖なる沐浴として知られています。

クンバ・メーラーの期間中、とりわけ重要となる吉日には川の水がアムリタになると信じられ、それぞれのアカーラに所属するサードゥ達が一斉に川にジャンプし、身を清めます。一般の人々がこの時間帯に沐浴をすることは許されず、サードゥ達の沐浴が終わり、彼らの恩恵を授かった後に、一般の人々にガート(沐浴場)が開放されます。

古代において、アカーラの聖者たちはダルマを守るために、時には人を殺めることもしなければならなかったといわれます。そうした行いを清めるために、彼らはクンバ・メーラーでの沐浴を切に望んでいたといわれます。現代でもその伝統が受け継がれ、アカーラに所属するサードゥ達の沐浴が重要視されているのだと伝えられます。沐浴の際、武器を手にするサードゥ達の姿が多く見られるのは、彼らが正義を守り続けていることを象徴しているようにも見ることができます。

スピリチュアルなエネルギーが集結するこのクンバ・メーラーを通じては、その凄まじいエネルギーに圧倒されるばかりでした。山に籠り修業を続けるサードゥ達のエネルギーは、私たちの社会に平安をもたらす偉大なものであるということを思い知らされたように思います。自分自身、そして社会を清めるために与えられたこうした古代の叡智がいつまでも生き続けることを心より願っています。

(文章:ひるま)

参照:http://www.speakingtree.in/allslides/what-is-shahi-snan-and-importance-in-kumbh-mela

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