2016年は10月28日のダンテーラスより始まったディーワーリーの祝福も、11月1日のバーイー・ドゥージュの祝祭で終わりを迎えます。
ディーワーリーの最後として祝福されるバーイー・ドゥージュは、ラクシャー・バンダンと似た、兄弟姉妹の間で行われる祝祭です。
バーイー・ドゥージュについては、様々な神話がある中で、一説には、クリシュナが悪魔を倒した後、妹であるスバドラーを訪れた時、スバドラーはクリシュナをお花とお菓子で迎え入れ、そしてクリシュナの額にティラカを塗って祝福をしたことに所以があると言われます。
バーイー・ドゥージュの日、姉妹たちは、ココナッツやティラカ、甘いお菓子などをのせたターリー(お皿)を持ってお祈りをしながら、兄弟たちの額にティラカを塗り、甘いお菓子を口へ運びます。その他にも食事をふるまったり、お花やお菓子の贈り物をすることもあります。
広大なインドでは、ディーワーリーも各地でさまざまに異なって祝福されますが、多くはバーイー・ドゥージュが終わると、帰省していた人々がそれぞれの家へ戻り、また普段の日常に戻ります。
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