हेयं दुःखमनागतम्॥१६॥
Heyaṁ duḥkhamanāgatam||16||
ヘーヤン ドゥフカマナーガタム
絶つべきは、未来の苦しみである。
簡単な解説:前節において、物事の変化、現実の悩み、潜在意識に残った印象、それに、三つのグナの働きが加わり、最後にすべては苦をもたらすことから、それを識別する人にとって、一切は苦であると説かれました。本節では、過去の苦しみはすでになく、現在の苦しみも次の瞬間にはなくなることから、未来の苦しみのみが、絶たれるべきものであると説かれます。
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