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フェスティバル

ダシャ・マハーヴィディヤー・ジャヤンティー2018

ドゥルガー女神の10柱の化身である女神たち、ダシャ・マハーヴィディヤー。
10柱の女神たちは、ぞっとするほどの恐ろしさからうっとりするほどの美しさを持つものまで、女性の神性さの全てを包み込んでいます。

それぞれの女神たちが降誕した日として崇められるダシャ・マハーヴィディヤー・ジャヤンティーの2018年の詳細(日本時間)をご紹介いたします。
シャクティ派などでは女神たちを讃える礼拝が行われます(日時は地域によって異なる場合があります)。

ダシャ・マハーヴィディヤー・ジャヤンティー
女神 ジャヤンティー 2018年
トリプラ・スンダリー マーガ月の満月 1月31日
ターラー チャイトラ月シュクラ・パクシャの9日目 3月25日
マータンギー ヴァイシャーカ月シュクラ・パクシャの2日目 4月18日
バガラームキー ヴァイシャーカ月シュクラ・パクシャの8日目 4月23日
チンナマスター ヴァイシャーカ月シュクラ・パクシャの13日目 4月28日
ドゥーマーヴァティー ジェーシュタ月シュクラ・パクシャの8日目 6月21日
カーリー バードラパダ月クリシュナ・パクシャの8日目 9月3日
ブヴァネーシュワリー バードラパダ月シュクラ・パクシャの12日目 9月21日
カマラ カールッティカ月の新月 11月7日
バイラヴィー マールガシールシャ月の満月 12月22日

※クリシュナ・パクシャ(新月から満月へ向かう半月)
※シュクラ・パクシャ(満月から新月へ向かう半月)

ダシャ・マハーヴィディヤーの誕生

かつて、シヴァ神とパールヴァティー女神の愛の戯れが行き過ぎた時、シヴァ神は激怒し、パールヴァティー女神を捨て去ろうとしました。
すると、パールヴァティー女神は自らを10の形に拡大し、10の方向を立ち塞ぎます。
シヴァ神がパールヴァティー女神のもとを立ち去ろうとしても、あらゆるところにパールヴァティー女神が立ちはだかり、シヴァ神はパールヴァティー女神のもとを離れることはできなかったといわれます。

シヴァとシャクティは本来ひとつであり、その結合は解脱として、古くから求められてきました。
純粋な意識であるシヴァ神は、それを目覚めさせる母なる女神の力を常に必要とします。
私たちがこうして肉体を持って生を受けたのは、純粋な意識であるシヴァ神との結合を達成するためでもあります。

マハーヴィディヤーには、「偉大な知識」という意味があります。
美しさだけでなく、恐ろしさも見せる10柱の女神たちは、喜びだけでなく、苦しみもある人生を通じ、私たちに多くの知識を授けながら、さまざまな姿で真実を明らかにしていきます。
偉大な知識であるダシャ・マハーヴィディヤーと向き合うことで、無知を払拭する力を獲得し、純粋な意識であるシヴァ神として目覚めることができると信じられています。

参照:http://www.drikpanchang.com/hindu-goddesses/parvati/mahavidya/dasha-mahavidya-jayanti-dates.html?year=2018

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