このコラムをお読みいただいている方の中には、日々熱心に神々のマントラを唱えられていて、お気に入り神様のご縁の日には、ご自身でプージャーを執り行われる方も多いと思います。
私ガネーシャギリも、30年近くマントラを唱えておりますし、簡単なものですが15年以上プージャーを行っております。
こうした神々への祈りは、基本的には生涯続けるのが望ましいと思うのですが、私たちのような一般の人間が、世俗の生活や家庭生活を続けながら神に向き合うのは、仕事の問題など様々な制限が出てくる場合もあります。
ここから先はガネーシャギリの個人的な意見ではありますが、たとえば熱心にラクシュミー女神している方で、この女神の縁日である金曜日が、どうしても仕事が忙しいという方もおられるかもしれません。
また、ほとんどの神々は早朝の礼拝が勧められますが、早朝にはどうしても時間がとれない方もおられるかもしれません。
そのような場合、他の曜日や他の時間帯に礼拝をすることは問題ないだろうと思うのです。
もちろん、早朝の礼拝が勧められる神様の代表格ガネーシャの礼拝を深夜にする、などということはなるべく避けた方がいいのでしょうけれど、アシュタ・ヴィナーヤカ(8体のガネーシャの巡礼地)の寺院がおおむね午後10時くらいまで開いていることを考えれば、どうしても時間が取れないなら夜の礼拝でもいいと思うのです。
生涯礼拝を続けるために、断念しない方法を考えたいものですね。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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