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雑記帳

パワースポット・インド編

ヨーガの聖地として有名な北インドのリシケシには、オレンジ色の衣服をまとった修行僧たちがたくさん暮らしています。都会のデリーを離れてリシケシに近づくにつれ、オレンジ色に身を包んだ人々が増えてくると、あぁまたここにやってきたと心底嬉しくなります。
ある時リシケシの友人に、「ちょっと山歩きに行くけど一緒に行く?」と誘われたことがありました。リシケシの街はガンジス河沿いにあり、すぐ後ろにはヒマラヤの山麓が広がっています。この山の中には世を捨て修行を続ける人々がたくさんおり、その中でも有名な修行僧に会いに行くというのです。「ちょっと山歩き」という文句もあって、サンダル履きに近い恰好で友人の後について行きました。インド人の「ちょっと山を歩く」というものが何を意味するのか、おんぼろジープに詰め込まれ脳味噌も内臓も撹拌されること一時間、そこからはロッククライミングさながらに岩場をよじ登り、時には転がるように下りながら、やっとの思いで巨大な洞窟にたどり着きました。そこにはオレンジ色で身を包んだ修行僧が絵に描いたように静かに座っていました。もう何十年もこの洞窟に篭って修業を続けているんだそうです。
涙が出そうなくらいにへとへとで、体が思うように動かないのに、神聖な洞窟に座る僧の姿を目にした途端一瞬にして体が軽くなり、僧とただ同じ空間にいるだけで、体の芯まで安らぎと清らかさと温かさが満ちていく不思議な感覚に包まれました。ここを訪れる人は誰もがそう感じると言います。修行僧は本来、一人でひっそりと山の中で修業を続けていると言われますが、僧の神聖なエネルギーがどこからともなく人々を引きつけているに違いありません。
リシケシはたくさんの修行僧やヨギ達が放つ神聖なエネルギーで満ち溢れていると言われています。それはまさしくパワースポット。この場所で僧は、「何事も心の在り方次第である」と静か言いました。和やかな心がさらなる和を生むことは、その場の空気が物語っていました。この世の平和も私たちの心の在り方次第。僧のエネルギーが世界中に行き渡ることを祈るばかりです。
(文章:ひるま)

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