新型コロナウイルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、２月15日に500皿（第162回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
オミクロン株の感染拡大により第３波に見舞われたインドでは、１月の中旬に30万人を超える新規感染者数が報告されました。
各地で週末の都市封鎖や夜間の外出禁止など、厳しい対策が行われ、現在は３万人台までに減少しています。
食事の奉仕を行う首都のデリーでは、１日の新規感染者数は1000人を下回るようになりました。
店舗営業の制限を始め、社会経済活動の制限は徐々に緩和されており、少しずつ日常が戻りつつあります。
人々の動きも戻るようになり、仕事ができずにいた人々も徐々に仕事に戻り始めています。
しかし、不安定な就労状態にある経済的に困窮する人々の暮らしは、社会の状況に影響を受けやすく、心穏やかに過ごすことは難しい状況が続きます。
現在、食事の奉仕は週に１度の実施ですが、１食でも温かな気持ちを感じることができればと願いながら活動しています。
２月５日に春の到来を祝福するヴァサンタ・パンチャミーを迎えて以降、寒い日が続いていた北インドでも暖かくなり始め、デリーでは気温が25度を超えるようになりました。
これから一気に夏が到来し、大きな祝祭が増える時となります。
１日も早く穏やかな日々が戻るように願いながら、社会に健やかなエネルギーが広がるよう、今後も前向きに活動していく計画です。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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