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バガヴァッド・ギーター第4章

バガヴァッド・ギーター第4章第24節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

ब्रह्मार्पणं ब्रह्म हविर्
brahmārpaṇaṁ brahma havir
ブラフマールパナン ブラフマ ハヴィル
ブラフマン(最高原理)は献供であり、ブラフマンは供物である

brahma【中性・単数・主格 brahman】[〜は、〜が]聖智に満ちた者、婆羅門;祭官とくにヴェーダ祭式を総監する祭官;ブラフマンを神格化した最高神、梵天、宇宙の創造者として保持者ヴィシュヌおよび破壊神シヴァとともにトリムルティを形成する;理性
arpaṇam【中性・単数・主格 arpaṇa】[〜は、〜が]上に置く、与える;伝送する、託する 【中性名詞】投げること;貫通すること;交付;譲渡;還付;献納、献供
brahma【中性・単数・主格 brahman】[〜は、〜が]ブラフマン(最高原理)、梵
havis【中性・単数・主格 havis】[〜は、〜が](穀物、ソーマ、乳、バターのように)火中に投げられる供物;火

ब्रह्माग्नौ ब्रह्मणा हुतम् ।
brahmāgnau brahmaṇā hutam |
ブラフマーグナウ ブラフマナー フタム
ブラフマンである火の中に、ブラフマンによって捧げられる

brahma【中性 brahman】ブラフマン(最高原理)、梵天
agnau【男性・単数・処格 agni】[〜において、〜のなかで]火;火災;アグニ神
→brahmāgnau【男性・単数・処格、限定複合語】[〜において、〜のなかで]ブラフマンの火、ブラフマンである祭火
brahmaṇā【中性・単数・具格 brahman】[〜によって、〜をもって]ブラフマン(最高原理)、梵天
hutam【中性・単数・対格 huta√huの過去受動分詞)】[〜に、〜を]供物を捧げること、献供

ब्रह्मैव तेन गन्तव्यं
brahmaiva tena gantavyaṁ
ブラフマイヴァ テーナ ガンタヴィヤン
それによって実にブラフマンに達する

brahma【中性・単数・対格 brahman】[〜に、〜を]ブラフマン(最高原理)、梵天
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
tena【中性・単数・具格、指示代名詞 tad】[〜によって、〜をもって]それ、あれ
gantavyam【絶対分詞 √gam】[〜して、〜してから]行く、動く、歩む;去る、来る;止む、死す;過ぎる、経過する;横切る;(対格、為格、処格)に赴く、〜に近づく、〜に達する、〜を得る;知覚する

ब्रह्मकर्मसमाधिना ॥
brahmakarmasamādhinā ||
ブラフマカルマサマーディナー
ブラフマンの行為に専心する人によって

brahmakarma【中性 brahmakarman】婆羅門の任務;祭官の職務;ブラフマンの行為、ブラフマンである祭式
samādhinā【男性・単数・具格 samādhi】[〜によって、〜をもって]組み合わせること、結合させること;(首の)関節;結合、組合せ、連合;実行;調整、決定、解決;正当化、釈明;論証;(処格)に注意すること、熱中していること;(最高我への)深い瞑想、深い専心;三昧
→brahmakarmasamādhinā【男性・単数・具格、所有複合語】[〜によって、〜をもって]ブラフマンである行為へ瞑想する人、ブラフマンの祭式に専心する人

ब्रह्मार्पणं ब्रह्म हविर्ब्रह्माग्नौ ब्रह्मणा हुतम् ।
ब्रह्मैव तेन गन्तव्यं ब्रह्मकर्मसमाधिना ॥२४॥

brahmārpaṇaṁ brahma havirbrahmāgnau brahmaṇā hutam |
brahmaiva tena gantavyaṁ brahmakarmasamādhinā ||24||
ブラフマンは献供であり、ブラフマンは供物である。
ブラフマンである火の中に、ブラフマンによって捧げられる。
ブラフマンの行為に専心する人は、実にブラフマンに達する。

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