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お知らせ

新型コロナウィルス支援募金活動報告(その33)

新型コロナウィルス支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

6月23日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第19回目の物資の支援を行うことができました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.34155(約51000円)です。

今年は5月14日に、願われた物事が朽ちることなく永遠に続いていくといわれるアクシャヤ・トリティーヤーを迎え、この日は施しを行う吉日でもあることから、皆様からたくさんの温かいお気持ちをいただくことができました。
その際は、第2波の深刻な影響が続いており、都市封鎖もあったことから、物資が十分に揃わず、最低限の物資しかお届けすることができませんでした。
その後、改めてすぐにでもお届けしたい状況でしたが、やはり物資が十分に揃わず、今回は前回から約1ヶ月でのお届けとなっています。

福祉施設では、昨年のインド全土封鎖の際に、入居者の方々に1日1食しか提供できない困難に陥りましたが、安定した運営ができるように、不安定な状況の中で体制を見直し、現在は入居者を増やせるほどに状況は落ち着いています。
第2波による都市封鎖の影響も懸念されましたが、以前のような困難に陥ることなく、乗り越えることができました。

すぐにでも物資をお届けしたい状況でしたが、施設の方は物資に困る状況ではなかったため、十分な量を確保できてからのお届けとなり、今回は定番となった甘いお菓子のラッドゥーも手配することができました。
入居者の中には精神的な病を患っている人も多く、見慣れない人がいると取り乱すことがあるため、また、外部からの感染を防ぐために、距離を保たなければならず、毎回、施設の入口となるホールで物資をお渡しするだけの支援になります。
その物資をお渡しする少しの間ですが、お互いの存在を心強く思う瞬間があるとともに、喜びを共有することができます。

コロナ禍において、経済的な事情や家庭の事情により、入居を希望する人は現在も絶えず、入居者は今後、700名を超える見込みになります。
先の見えない状況の中で、無力感に包まれることも少なくありませんが、こうして活動する人々の姿勢に学び、思い合う豊かな精神を育んでいければと思います。
まだ不安定な状況が続いているため、今後も状況を見ながら、施設への支援を継続していく予定です。
皆様の温かいお気持ちを通じては、確実に良い変化が生まれていることを実感します。
この思いが広がり、社会に朽ちることのない平和が満ちるよう、心から願っています。

この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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