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グル・プールニマー

ヴェーダ聖典を編纂し、プラーナを記述した聖仙ヴィヤーサは、人々に霊的な叡智を広めた偉大なグルとして、インドでは広く知られています。そんな聖仙ヴィヤーサの誕生を祝福する日がグル・プールニマーとなり、グルの存在に感謝をし祈りを捧げる大切な日となりました。
インドにおいて、グルの存在は人々が日々を過ごす中で神の化身とも捉えられるほど欠かすことができないものです。グルとは叡智を自らのものとし、この世界の束縛から解放を得た存在であり、そんなグルから発せられる言葉は神の言葉に変わらないと、人々は口にします。無知と言う暗闇から人々を救い出し光へと導く、唯一の存在がグルに他ないのです。
インドで過ごす生活においては、ヨーガの修練の前にも、後にも、いつの時もグルを思い慕い、そして自分自身を捧げることが何よりも大切な行いでした。欠かさずに唱えていたマントラがそのすべてを示しています。
Dhyana – mulam guror murti (ディヤーナ ムーラン グル ムールティ)
puja- mulam guroh padam (プージャー ムーラン グル パーダム)
Mantra – mulam guror vakyam (マントラ ムーラン グル ヴァーキャム)
moksha – mulam guroh krpa. (モークシャ ムーラン グル クリパ)
「瞑想するのはグルの御姿、礼拝するのはグルの御足。マントラとはグルの御言葉、モークシャ(解脱)とはグルの恩恵。」
そしてそれは、バガヴァッド・ギーターの中でも説かれています。「寄り添い、謙虚に問い、仕え、学びなさい。真実を知る者は、あなたに知識を教示する。(4章34節)」
グルの言葉を聞きたく近づいて問うても、姿を見たく礼拝しても、グルがただそこにいるだけで、迷いや疑いが心の奥から消えていくのを感じたことがあります。それは、グルのその存在が真実を示しているからに違いなく、その存在の前では全てが無用であるかのようにただ平穏だけがそこにあるようでした。
真のグルから授けられる恩恵は、あらゆるものを捨て全てをグルへと捧げる時に始めて生じるものだと伝えられます。満月のように自らの存在が満ちたものであることを証明するグルの前では、その愛ゆえに、自我さえも消えうせていきます。その絆にみられる一体こそが真実であり、私たちが求める問いの答えに違いありません。
そんなグルの存在に感謝をし、祈りを捧げる大切な日が、このプールニマーです。今年は7月3日がその満月にあたります。
(文章:ひるま)

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