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雑記帳

本質を探る

先日の新月に合わせ、インドの多くの地域では、女性たちが断食を行いながらバニヤンの木を訪れ夫の健康と幸せを祈る、ヴァタ・サヴィトリー・ヴラタが行われました。祈りや断食を通じ大自然と真摯に向き合い、そして繋がるこうした行いは、小宇宙である自分自身の体にも意識を向かわせます。その過程における内面を見つめる瞬間が、本来持つ純粋なエネルギーを蘇らせていくことをインドで過ごす日々に深く学んでいました。
忙しない現在社会において、常に自然のサイクルに従い日々を過ごすことは容易なことではありません。しかし、ヨーガのアーサナやプラーナヤーマのような、意識を持って肉体に集中する術は、一瞬であっても自分自身の内面を磨き、内側からの生き生きとした生命力を漲らせてくれることを常に感じています。
例えばプラーナヤーマは、生きるという行為そのものである「呼吸」をコントロールしながら、その生命力を最大限に用いてこの社会をより良く過ごす術ともなり得ます。プラーナヤーマを行う中で、吸う息が興奮をもたらす交感神経を刺激し、吐く息が弛緩を促す副交感神経を刺激することは広く知られている事実です。目まぐるしい日々の生活において、吐く息を長く、そしてゆっくりと呼吸を保てば、身体や心の働きは落ち着き、本来の純粋なエネルギーと共に生活にも均衡が保たれます。
こうしたヨーガの修練を中心に据えた生活において、日々のシンプルさを求めるようになるのは、自分自身の持つ生命力をより強く感じるせいだと思うことが度々ありました。既に存在しているその生命力を最大限に引き出すことは、自分自身の本質により近づき、迷いのない心で見る世界はより美しいものに映ります。余計なものを排除した生活が、あらゆるものの本来の姿を際立たせてくれるからこそ、こうしてその行いに引き込まれていくのだと感じます。
まるで目覚めたように、物事がよりくっきりと見えるようになることを感じると、どんなものにおいても、その本質に繋がる大切さを身を持って実感します。真実そのものでもあるインドの叡智を実践し、そして繋がることで、より良い日々を送る生活がここでも続いています。
(文章:ひるま)

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