スピリチュアルインド雑貨SitaRama

雑記帳

ポストコロナ福祉活動支援募金活動報告(その5)

ポストコロナ福祉活動支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

6月17日に、首都デリーで動物の保護活動を行なっている施設へ、第16回目の医療物資の支援を行うことができました。
獣医師の指導のもと、今回はRs.36,625(約63,500円)の医療物資を手配し、配送料を含め、支払った金額はRs.37,125(約64,400円)となっています。

今回の医療物資は、前回から約3ヶ月でのお届けとなりました。
医療物資は引き続き、怪我をした動物や病気を患っている動物のための治療薬が主なものとなっています。

現在、保護施設では怪我をした動物や衰弱している動物、感染症を患う動物など、400頭以上の動物を保護しています。
犬が中心となりますが、猫や野鳥、牛やロバなども、必要があれば可能な限り保護を行なっています。

コロナ禍を通じては、封鎖や外出禁止の影響により捨てられる動物が増え、縄張り争いで怪我をする動物や、交通事故にあう動物が増えたといわれます。
加えて、コロナ禍により動物の保護活動を続けることができなくなった団体などもあり、保護を必要とする動物はこれまでに以上に多く感じられるといわれています。

そんな中、保護施設がある首都のデリーでは今年の4月に、デリー動物福祉委員会が設立されたことが発表されました。
動物虐待の防止に取り組み、動物の保護を行うことが目的とされています。
これを通じては、動物の保護を行っている団体を財政的また技術的に支援することも発表されています。
また、将来における動物医療の重要性から、デリーではじめてとなる公立の獣医学部の建設が行われることも伝えられました。
獣医学の分野は、動物の健康を守るだけでなく、人獣共通感染症の監視と管理によって社会の健康も守るため、将来的にはますます重要になると考えられています。

インドでは、社会において動物たちと共存する豊かな面を見ることができますが、咬傷事故や狂犬病といった多くの課題があるのも事実です。
万物が健やかに幸せに暮らすことができるように、こうした課題に向き合い学びながら、より良い社会に向けて進んでいくことを願ってなりません。
私たち自身も、明るい社会に向けて自分たちにできることを積極的に取り組んでいきたいと感じます。

保護施設では、餌は十分に確保ができているため、引き続き、必要な医療物資の支援を行っていく計画です。
動物たちの苦痛が少しでも和らぎ、健やかに過ごすことができるように、今後も活動を支えていければと思います。

この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3

CATEGORY

RECOMMEND

RELATED

PAGE TOP