アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、11月14日に500皿（第50回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
今年は光の祭典であるディーワーリーがインドでは11月12日の新月に祝福されました。
奉仕を実施した日もまだディーワーリーの祭典期間中にあり、喜ばしい時の実施となりましたこと、とても嬉しく思います。
ディーワーリーは新年とも捉えられ、今年も花火やクラッカーが鳴り響く盛大な祝福となりましたが、大気汚染は深刻になっています。
このディーワーリーはおよそ４ヶ月にわたる雨季の終わりに重なりますが、この時期に汚染物質を洗い流す雨が止むこと、雨が止むことで新たな作付けに向けて野焼きを行ったり建設活動が活発になること、また、気温や風速の低下によって有害物質が停滞することなど、多くの要因が重なり大気汚染が深刻になるといわれます。
ディーワーリーを祝う花火やクラッカーもその要因の一つと言われ、さまざまな規制が行われますが、改善しない状況が続いています。
長く続いたコロナ禍を経ても、社会の厳しい状況の中での生活が続きますが、気持ちを新たに前へ進んでいくことができるよう、このディーワーリーにおいて願いながらの奉仕となりました。
万物が健やかに幸せに暮らすことができるように、課題に向き合いながら、私たちも活動を行なっていければと思います。
ディーワーリーが終わると、これからしばらくは大きな祝祭が落ち着き、北インドでは寒い冬を迎える時となります。
常に日々に暖かな光を見出せるように、今後も食事の奉仕として皆様の温かいお気持ちをお届けしていく計画です。
奉仕を通じて社会に向き合い、より良い世界のために私たち自身も成長していくことができればと心から願っています。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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