ヒマラヤに行かれた方はご存知だと思いますが、インドのヒマラヤの聖地には大抵温泉がセットでついています。
沐浴の場所、ということなのですが、長い巡礼の旅をしてくる方々が参拝の前の温泉に浸かって疲れを取りエネルギーを回復するというのがその目的でしょう。
一方変わって日本での話ですが、古代の日本では、貴族が朝廷の許可を得ずに温泉に行くと罰せられた、という話を聞いたことがあります。
それは温泉に浸かるということは計り知れないエネルギーを得ることに繋がり、謀反を起こし政権を転覆させるかもしれない、という恐れからなのだと思います。
歴史の専門家ではない私には、真意はわからないのですが、あり得る話だと思います。
話をヒマラヤに戻しますが、聖地で神々にまみえる前に温泉に浸かり、身を清め、大きなエネルギーを纏い、その上で神に祈ることにより願望達成や霊的成長につなげる狙いがあるのではないでしょうか?
大きなエネルギーを纏っているからこそ神々も大いに感応してくださるのかもしれません。
(あくまで個人の感覚ですが)切り口を変えれて見るなら、温泉は「地の気」神々のエネルギーは「天の気」と想定した場合、やはり大きな地の気のあるところに天の気も降り注ぐのかもしれません。
ともあれ、ヒマラヤの温泉は想像以上に気持ちが良いのです。もしいらっしゃる機会がありましたら
沐浴されることをお勧めいたします。
貼付写真:お見苦しくて申し訳ありませんが、ヒマラヤのヤムナー川源流域の聖地の温泉に浸かり沐浴する若かりし頃のガネーシャギリ(1998年)
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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