昨年のディーワーリーの日に閉山したヒマラヤが、5月10日のアクシャヤ・トリティーヤの日に山開きが行われ、今年も四大聖地の巡礼も行われるようになったようですね。
かつて私も、師についてヒマラヤのゴームクに修行に行っていた時期があり、ニュースを聞くと懐かしい気持ちになります。
ゴームクはガンジス川の源流域(標高約4000m)で、四大聖地の2番目ガンゴーットリー(標高約3200m)から、徒歩2日ほどで到着が可能です。
(ガンゴーットリーまでは、がけ崩れで通行止めなどが無ければ麓から14時間ほどかけて車で行くことができます。)
もっとも慣れた人であれば徒歩1日でも可能ですので、それほどの難所というわけでもありません。
ただやはりヒマラヤですので、油断は禁物です。
かつての私の生徒様はゴームクに行く途中で出会った外国人(インド人ではない)巡礼者が翌日がけ崩れに巻き込まれ亡くなってしまったのを知って衝撃を受けたそうです。
巡礼地というのは、(特にそれがヒマラヤのようなところであればなおさら)危険を伴うルートの先にあることが多いと思います。
命をかけて巡礼するからこそ、神が振り向いてくださる、という側面はあるのかも知れません。
話は変わりますが、私ガネーシャギリは健康の為に毎日10~20kgほどの重りを背負っての踏み台昇降運動を習慣にしております。
これは、(実際に行くかどうかは別として)70歳まではゴームクに行ける体力を維持しよう、というのがその目的です。
個人的には健康のための運動と、巡礼できる能力の維持の2つを組み合わせたことによって長続きさせることができるようになりました。今年8年目になります。
70歳まであと13年なのですが、ずっと続けたいと思います。
個人的には良いアイデアだと思っております。
貼付写真は、1998年、1999年、2006年のゴームク
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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