前々回のコラムに、「2006年からバガラームキー女神のマントラを唱え始めた」と書かせていただきました。
唱えるきっかけは、2006年にデリーで占星術の鑑定を受けたことです。
私は自分が占星術の仕事を始める前から、インドでたくさんの占星術師にみてもらってきましたが、振り返ってみるとこの占星術師の鑑定が一番役に立っています。
その方はたぶん私より若い方だったのですが、当時からかなり占星術の知識があった私は「2023年から本当に苦しい星回りになるのですが、50代後半からの人生を穏やかに暮らす方法を教えてください。」とお願いしたのです。
その時にバガラームキー女神の礼拝をすると良いと言われました。
その当時日本でバガラームキー女神のことを知っている方は、（一部の文化人類学の研究者を除き）ほぼ皆無だったと思いますし、信奉者はまだ居なかったと思います。
またインドでも現在のようなバガラームキー女神のブームはまだ起こっておらず、ガイドのインド人男性も知りませんでした。
私は一応デーヴァナーガリ文字が読めたのでマントラを教えてもらい、ノートにも書いてもらいました。
また、もう一つ特殊な相のガネーシャのマントラも教えていただきました。
あれから20年近く経ち、実際に2023年を迎えて以降、一番役に立っているのは、この2柱の神格の礼拝なのです。
素晴らしい占星術師はたくさんいらっしゃいますし、他の占星術師の処方も効果を感じるものも複数ありました。
しかしここまでダントツに効果を感じるものは有りませんでした。
よい占星術師との邂逅は本当に人生を変えるほど運命に良い影響を与えると思います。
私のいつの日にかそういうレベルの占星術師になれるよう精進していきたいと思っております。
（文章：ガネーシャ・ギリ）
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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