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《PR》不滅の教師ダッタートレーヤの音 『神の化身たち―シュリー・ガナパティ・サッチダーナンダ・スワミジの人生』

『神の化身たち―シュリー・ガナパティ・サッチダーナンダ・スワミジの人生』は、南インドのマイスールに本拠地を持つシュリー・スワミジの人生記です。

原著のタイトルは「アヴァターラ Avatāra」です。
サンスクリット語で、「顕現」、「降臨」、「渡って来るもの」、そして「神の化身」などの意味を持ちます。

世界を維持する様相を受け持つヴィシュヌ神は、さまざまな化身体の姿をとって地上に姿を現すことが知られています。

『バガヴァッド・ギーター』では、ヴィシュヌ神の化身の一人であるクリシュナが「美徳が衰え、不徳が栄える時、私は姿を現す。善を救い、悪を滅ぼし、美徳を確立するために私は時代ごとに出現する」と述べています。

まさに時代ごとに多くのアヴァターラが地上に現れてきました。ラーマやクリシュナはその顕著な存在ですが、彼らが顕現したのは一時のことであり、やがて地上を去っていきました。

インドでもそれほど知られていませんが、ダッタートレーヤはこうしたアヴァターラの中でもユニークな特徴を持っています。それは、もっとも太古の時に顕現し、それ以降、現在に至るまで身体をもって地上に顕現し続けているという点です。

文献的にダッタートレーヤの存在は、『シュリーマド・バーガヴァタム』、『マールカンデーヤ・プラーナ』などに見られます。不二一元の教えとして『バガヴァッド・ギーター』と並び評される『アヴァドゥータ・ギーター』はダッタートレーヤの言葉を記したものとされています。またウパニシャッドの中にもダッタートレーヤの名を冠した『ダッタートレーヤ・ウパニシャッド』があります。

ですが、今に至るまで顕現し続けているダッタートレーヤの現代の軌跡を知ることは容易なことではありません。

シュリースワミジの人生記はダッタートレーヤの顕現の記録でもあります。

ダッタートレーヤは顕現し続けていますが、そのままの姿で世界に姿を現すことはできません。本書の一場面で、ダッタートレーヤ自身が、炎の輝きのような姿から巨躯の人の姿となってシュリー・スワミジの母の前に現れて言いました。
「違った姿に変装し、良い人々を助けて世界の福利を助けることはできる。しかしそれではこの時代の必要に応えるには十分ではない。私は化身し、その化身体によって有益な計画を実行に移さなければならない。その計画の影響はこの地上に永続する」。

そしてその後にシュリースワミジが誕生しました。ダッタートレーヤの計画がどんなものであったかについては、シュリー・スワミジの人生を綿密に調べることによって、私たちはその一部を知ることができます。

シュリー・スワミジは「音」と特別な関係を持ち、世界中から招かれ「ナーダ・ヨーガ」と呼ばれる「音のヨーガ」のセッションを無数に行ってきました。

仏教に、観音さま(観音菩薩)がいますが、「観音」はサンスクリット語で「アヴァローキテーシュワラAvalokiteśvara」です。これは「アヴァローキタAvalokita(観られた・顕現した)」+「イーシュワラīśvara(神)」あるいは「スワラsvara(音)」から来ているそうです。

キリスト教の「ヨハネによる福音書」は、冒頭部分で「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は初めに神と共にあった。すべてのものは、これによってできた」と述べています。

本書において明らかなりますが、「アヴァ ava」の語は、原初音OM(オーム)の起源であり「知ること、聴くこと」という意味を持ちます。「アヴァターラ(化身)」や「アヴァローキテーシュワラ(観音)」の接頭語になっています。

目に見ることができない「音」が「姿」を持つことに、「化身」の秘密が隠されているのではないでしょうか。

シュリー・スワミジの本拠地である『アヴァドゥータ・ダッタ・ピータム』では、ダッタートレーヤ像が真正面の「義の柱」を見つめ続けていて、その柱は、音階の七音によって構成されています。

シュリー・スワミジの「音」に注意深く耳を傾けるとき、私たちは意識の秘密を知る旅へと導かれます。

日々の霊性実践をしたい人や自分自身を完成させたい人。また、解放を求めている人、利己性や欲望を無くしたい人。苦しみや悲しみを無くしたい人。
そのような人たちに贈られる最高の一冊となっています。

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「シュリー・スワミジの音楽」
https://swamiji-music.jp/discography

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