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お知らせ

ポストコロナ福祉活動支援募金活動報告(その8)

ポストコロナ福祉活動支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

12月16日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第34回目の物資の支援を行うことができました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.39,030(約68,000円)です。
今回は、前回から約4ヶ月半でのお届けとなりました。

インドは雨季を終え乾季に入り、1年の中でも過ごしやすい時期を迎えています。
福祉施設がある首都のデリー近郊は北インドに位置し、朝晩は冷え込むものの、日中は20度を超え穏やかな気候が続きます。
先月、インドはとりわけ大きな祭典であるディーワーリーを迎え、祝福に包まれる時が続いていました。
この時期に物資のお届けを計画していましたが、デリー周辺では大気汚染が深刻になり、交通規制が行われていたことから施設までのお届けが難しく、今月のお届けとなりました。

コロナ禍より支援を続ける福祉施設では、当初は入居者の方々に1日1食しか提供できないほどの困難に見舞われましたが、現在は日常が戻り、施設の運営も安定しています。
しかし、コロナ禍において生活の基盤が損なわれた家庭も多く、現在も家族と暮らすことが難しい入居を希望する人が絶えない状況が続いています。
さまざまな方面からの支援のおかげで、より多くの人を安全に受け入れることができるように施設を整備することができていますが、入居を希望する人が絶えない状況に心を痛めています。

施設の運営は安定していますが、必要最低限の物資でやりくりする状況が続いているため、今回も定番となった甘いお菓子のラッドゥーを多めに含めて物資をお届けしました。
ラッドゥーを心待ちにしている入居者の方々も多く、到着するなり車を見て喜んで駆けつけてくださった方もいました。
こうした人々の喜びが、施設にも温かな光を灯してくれています。

入居者の中には精神的・身体的な疾患を抱える方も多く、施設では医療的なケアも行われています。
訪問した日には多くの医学生が研修に訪れており、こうした活動が担う社会的な役割の大きさを感じさせられています。
施設内には色鮮やかな絵が描かれるなど、和やかで温かな雰囲気が広がっています。
皆様のご支援のおかげで、人々が安心して暮らすことができる環境を維持できていることに、心からの感謝をいただいています。

コロナ禍を経た今、インドでも物価高が課題になっており、安定している施設の運営にも、負担が重くのしかかっています。
物資提供に協力してくださる店舗からは割引を継続していただいていますが、それでも価格上昇の影響は避けられません。
日々においては多くの困難に直面する状況がありますが、より良い社会を築く一端を担うことができるように、今後も支援を継続していく計画です。
皆様の温かなお気持ちが繋がり、社会に明るい光が広まりますことを、心から願っています。

いつも温かいご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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