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お知らせ

新型コロナウィルス支援募金活動報告(その48)

新型コロナウィルス支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

9月12日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第29回目の物資の支援を行うことができました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.33515(約61000円)です。
今回は、前回から約2ヶ月でのお届けとなりました。

新型コロナウイルスによるパンデミックが始まってから、2年半がたとうとしています。
インドでは感染状況が落ち着き、現在はほぼ日常が戻っていますが、支援を続ける福祉施設では、全土封鎖が行われた際、各方面からの支援が完全に途絶え、入居者の方々に1日1食しか提供できないほど大変厳しい状況に直面しました。
その後、コロナ禍を機会に運営を見直し、現在は700名を超える入居者を受け入れるとともに、人々が安全に暮らすことができるように体制を整えることができています。

新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、社会経済活動の多くが再開しているインドは、経済の成長率が主要国の中でもっとも高くなると予測されていますが、福祉施設に入居を希望する人はコロナ禍以降に増え続け、苦境にある人々にとって生活の再建は容易ではないことがうかがえる状況があります。
特に、インドでも物価の上昇が顕著となっており、人々の生活だけでなく、施設の運営にも大きな負担がかかっています。

今回の支援では、前回に続き、定番となった甘いお菓子のラッドゥーを多めにお届けしました。
このラッドゥーは、2年前のガネーシャ降誕祭において支援をした際に最初に持ち寄ったものとなりますが、それ以降、心待ちにしている人が多くいらっしゃいます。
ひとりでも多くの人を受け入れるために慎ましく生活する状況が続いているため、普段はなかなか食せない喜びが、家族と暮らすことができない人々に明るい光と大きな力をもたらしてくれていると大変喜ばれています。
状況は落ち着いていますが、今後も同様に、食料品や生活必需品といった物資を中心に支援を継続していく計画です。

現在、インドの一部地域ではピトリ・パクシャと呼ばれる先祖供養の期間を迎えています。
このピトリ・パクシャの期間中は、助けを必要としている人に、進んで手を差し伸べることが勧められ、寄附や施しを行う人々の姿が多く見られます。
巡る人生の中で与えられる機会に、私たち自身も学び豊かな成長ができるよう、今後も積極的に活動していきたいと思います。
その行いは、社会に必ず良い変化をもたらしてくれることと思います。

いつも温かいご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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