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バガヴァッド・ギーター第10章

バガヴァッド・ギーター第10章第24節

バガヴァッド・ギーター

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

पुरोधसां च मुख्यं मां
purodhasāṁ ca mukhyaṁ māṁ
プローダサーン チャ ムッキャン マーン
また私を司祭官における最上者である

purodhasām【男性・複数・属格 purodhas】[~らの、~らにとって][先頭に置かれたもの:dhā]任命された祭官、王侯に属する主祭官=purohita
ca【接続詞】そして、また、~と
mukhyam【男性・単数・対格 mukhya】口または顔の中または上にある、口に由来する;(―゜)中の頭首・首長・本源・先頭・第一または最上である、卓越した 【男性名詞】指導者
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[~を、~に]私

विद्धि पार्थ बृहस्पतिम् ।
viddhi pārtha bṛhaspatim |
ヴィッディ パールタ ブリハスパティム
ブリハスパティと知れ、アルジュナよ

viddhi【二人称・単数・パラスマイパダ・命令法 √vid】[あなたは〜せよ]知る、理解する、気付く、学ぶ
pārtha【男性・単数・呼格 pārtha】[〜よ]プリターの息子。アルジュナのこと。
bṛhaspatim【男性・単数・対格 bṛhaspati】[~に、~を]ブリハスパティ[(祈祷主)、神名;古典梵語においては知恵と雄弁の神で、Nīti-śāstraその他の諸書の作者と称せられる];木星;[諸人の名]

सेनानीनाम् अहं स्कन्दः
senānīnām ahaṁ skandaḥ
セーナーニーナーム アハン スカンダハ
私は将軍におけるスカンダである

senānīnām【男性・複数・属格 senānī】[~らの、~らにとって]軍隊の指揮者、司令官、将軍;[(軍神、神々の軍隊の指揮者)スカンダ神の名]
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[~は、~が]私
skandas【男性・単数・主格 skanda】[~は、~が]跳ぶ者(いなご、[人名]);(属格)の流出または滴下;破壊;‘攻撃者’塞建陀(軍神、神の軍隊の指揮者、また子供達をおそう病魔の首領、永遠の若さを有し[クマーラ]、シヴァ神またはアグニ神の息子であり、クリッティカーによって育てられた[カールッティケーヤ])

सरसाम् अस्मि सागरः ॥
sarasām asmi sāgaraḥ ||
サラサーム アスミ サーガラハ
私は湖水における海である

sarasām【中性・複数・属格 saras】[~らの、~らにとって][流れている:sṛ]水桶、手桶;池、湖
asmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 √as】[私は~]ある、存在する、実在する
sāgaras【男性・単数・主格 sāgara】[~は、~が][sagara;伝説によれば、サガラの息子たちによって掘られ、それをバギーラタがガンガー河の水で満たした大貯水場]大海、海(広大、無尽、深遠、危険を表現するためにしばしば比喩として用いられる:―゜) 【複数形】サガラの息子たち

पुरोधसां च मुख्यं मां विद्धि पार्थ बृहस्पतिम् ।
सेनानीनामहं स्कन्दः सरसामस्मि सागरः ॥२४॥
purodhasāṁ ca mukhyaṁ māṁ viddhi pārtha bṛhaspatim |
senānīnāmahaṁ skandaḥ sarasāmasmi sāgaraḥ ||24||
アルジュナよ、私を司祭官における最上者ブリハスパティであると知りなさい。
私は将軍におけるスカンダ、湖水における海である。

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