तत्परं पुरुषख्यातेर्गुणवैतृष्ण्यम्॥१६॥
Tatparaṁ puruṣakhyāterguṇavaitṛṣṇyam||16||
タットパラン プルシャキャーテールグナヴァイトリシュンヤム
その最高は、プルシャを悟得することで、グナに対する渇望がないことである。
簡単な解説:前節において、心の働きを止滅する方法の一つである離欲について、見たり聞いたりしたものに対し欲望を抱かない制御された意識であると説かれました。そして本節では、その離欲の最高の状態について、プルシャ(本当の自分)を真に理解することで、グナ(一切事物の創造における三つの基礎的性質)に対する欲望さえなくなった状態であると説かれます。
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