シーズインディア支援事業にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
近況が届きましたので、ご報告をさせていただきます。
シーズインディアが活動する南インドのケーララ州では、今年は6月8日にモンスーンが始まりました。
一時期はモンスーンが弱まり、雨の少ない状況が続いていましたが、ここ数日の間で、再び雨が強まるようになりました。
昨年のような豪雨とはなっておらず、農業や人々の生活に十分な雨が降っています。
この間、シーズインディアの施設では、モンスーンの感染症を予防するためのプログラムを開きました。
公立病院の看護師を招き、主に子どもたちの母親を対象とした講義を行ないました。
特に貧しい家庭の子どもたちは低栄養状態のことが多く、小さな病気でも、重症化しやすい傾向があるといわれています。
学習機会の喪失や就業機会の喪失につながることもあり、手洗いや調理法など、母親の少しの知識が大きな役割を担います。
病院での食事の配給は、通常通り、毎日17:30頃に行われています。
モンスーンの時期は、感染症にかかる人が増え、食事の配給量は年間でもっとも多い時となります。
しかし、これまで雨が少ない状況が続いていたせいか、現在のところ、落ち着いて配給を進めることができています。
教育支援を行う子どもたちへも、毎月の支援が続いています。
7月の支援は、それぞれの家庭に、特定の店舗で物資を購入できるクーポンを配布しました。
モンスーンの雨が激しくなる時となり、移動が困難となる可能性があったためです。
これまでに、それぞれの家庭から適切に物資を購入できていると報告を受けています。
施設までの移動に負担がかかっている家庭も多いことから、今後は、施設での集会を隔月にする計画を進めています。
先日は、以前にシーズインディアの孤児院で暮らしていた女の子のアンジュが代表を訪ね、無事に就職が決まったことを、嬉しそうに報告してくれました。
父親を知らず、母親の愛にも恵まれなかったアンジュですが、自分自身の存在を受け入れ、強い意志を持って生きています。
支援を通じて、洋服やアクセサリーなどをプレゼントしたことがあり、それらがとても気に入っていること、そして、その支援者のことをアンジュは気にかけています。
バッグは1つ700ルピーから1000ルピー(約1100円から1600円)かかる見込みとなり、目標は75人の子どもたちです。
また、モンスーンが落ち着き、雨が止む9月以降に、2回目の鶏小屋の支援を計画しています。
1回目は5月4日に行い、応募件数は146個分にもなりましたが、支援できたのは24個でした。
鶏小屋は1個6000ルピーから6500ルピー(約10000円から11000円)かかり、次の目標は25個です。
人々は、よりよい生活を求めて必死に生きようとしています。
少しでも支えがあれば、前に大きく進むことができる人々ばかりです。
その支えとなることができるように、今後も活動に取り組んでいきたいと思います。
温かいご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)
https://sitarama.jp/?pid=114972401
チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)・マンスリーサポート
https://sitarama.jp/?pid=123964488
フード・サービス・プログラム(食事の配給支援)
https://sitarama.jp/?pid=114991314
フード・サービス・プログラム(食事の配給支援)・マンスリーサポート
https://sitarama.jp/?pid=123965049
ケーララ豪雨災害支援募金
https://sitarama.jp/?pid=134342172
いつも温かいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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