最愛の方を亡くされた方へ〜クリシュナからのメッセージ

今回の震災で、最愛の家族、友人たちを亡くされた方々の悲しみは、言葉にすることができません。
このような時、いったい神はどのような言葉を投げかけるのでしょうか。
バガヴァッド・ギーター第2章では、悲哀にくれる勇者アルジュナに、至高神クリシュナは、個我(魂)の永遠不滅性を次のように語っています。

あなたは嘆くべきでない人々について嘆く。しかも、一見聡明な言葉を語る。
賢者は、死者や生者について嘆くことはない。(2.11
私は未だかつて存在しなかったことはない。あなたも、ここにいる王たちもそうだ。
そして、私たちはすべて、これから先、存在しなくなることもない。(2.12
個我は、この身体において、少年期、青年期、老年期を経るように、来世には他の身体を獲得する。
そのことについて、賢者は惑わされない。(2.13
しかし、アルジュナよ、物質との接触は、寒暑や苦楽をもたらし、
来ては去り、儚いものである。それらに耐えなさい。(2.14
これらの接触に悩まされない人、苦楽を等しく見る賢者、
アルジュナよ、彼は不死となるにふさわしい。(2.15
非有(身体)は永続せず、実有(個我)に断滅はない。
しかし、この両者の境界は、真理を知る人々によって見られる。(2.16
この全世界に遍満するものは、不滅であると知りなさい。
この不滅のものを破壊することは、誰にもできない。(2.17
常住不滅であり、計り知れない個我の宿るこの身体は、有限であるといわれる。
それゆえ戦いなさい、アルジュナよ。(2.18
それを殺すと思う者、またそれが殺されると思う者、
その両者は、いずれも理解していない。それは殺すことなく、殺されることもない。(2.19
それはかつて生じたことなく、またいつか死ぬこともない。
さらにそれが存在し、後に無くなることもない。
不生、常住、永遠、太古のそれは、身体が殺されても、殺されない。(2.20
それを不滅、常住、不生、不変であると知る人が、
誰に殺させ、誰を殺すだろうか、アルジュナよ。(2.21
人が古い衣服を捨て、他の新しい衣服を着るように、
個我は古い身体を捨て、他の新しい身体に入る。(2.22
刀剣もそれを切らず、火もそれを焼かない。
また水もそれを濡らさず、風も乾かさない。(2.23
それは切られず、焼かれず、濡らされず、乾かされない。
常住にして遍在し、堅固、不動、永遠のものである。(2.24
それは目に見えず、考えられず、変化しないと言われる。
そのために、それをこのように知って、あなたは嘆くべきではない。(2.25
またもし、それが常に生まれ、あるいは常に死ぬものと考えるとしても、
アルジュナよ、あなたはそれを嘆くべきではない。(2.26
なぜならば、生まれた者に死は必定であり、また死んだ者に生は必定であるから。
したがって、不可避のことのために、あなたは嘆くべきではない。(2.27
万物は、最初は顕現せず、中間が顕現し、最後は顕現しない。
ここに何の悲嘆があるだろうか、アルジュナよ。(2.28
ある人は、希有にそれを見る。ある人は、希有にそれを語る。
またある人は、希有にそれについて聞くが、聞いても、誰もそれを知らない。(2.29
アルジュナよ、すべての人の身体に宿るこの個我は、常に殺されることがない。
それゆえ、あなたは万物について嘆くべきではない。(2.30

そして、ギーター第8章24節に照らし合わせるならば、今回の震災において、肉体を脱した人々は、きっと天界でクリシュナに抱擁され、ブラフマンの世界を楽しんでいるに違いありません。
被災者の皆様に心よりのお見舞いを申し上げます。