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雑記帳

アルジュナの目的地

激動の2020年。
誰もが戸惑い、かつてない変化に憂苦したことと思います。
時に日々は戦場のように、立ち上がることが難しく感じることもあったかもしれません。
それはまるで、バガヴァッド・ギーターの舞台、クルクシェートラの戦場で苦悩するアルジュナの姿に重なります。

マハーバーラタの大戦が始まろうとしている時、戦士のアルジュナは、敵陣に親族や友人の姿を見つけ混乱し、気が狂いそうだと戦車の床に座りこんでしまいました。
同じ戦車に乗るクリシュナ神は、卑小なる心の弱さを捨てて立ち上がれと、アルジュナに勇ましく教えを説き始めます。

アルジュナが座り込んでしまった戦車は、私たちの肉体に例えられます。
アルジュナはその戦車(肉体)の持ち主として、戦場(人生)に佇んでいます。
そして、戦車である肉体を導く御者がクリシュナ神であり、知性とされてきました。

人間として肉体を持って生まれた私たちの目的は、知性を用いて肉体を目的地に運ぶことにあります。
目的地は、人生という戦場の先にある、個の魂の解脱です。
そのために肉体を運ぶ方法が、知性であるクリシュナ神の言葉として、バガヴァッド・ギーターに綴られています。

私たちは、人生という戦場を独りで戦わなければならないように見えますが、側には常に、クリシュナ神がいるということを忘れてはなりません。
そんなクリシュナ神の言葉が記されたバガヴァッド・ギーターを繰り返し読む時、どんな困難に直面したとしても、私たちは知性を用いながら、目的地に向かって勇ましく走り続けることができるはずです。

クリシュナ神の教えによって、迷いは消え、もう私の信念はゆるがないと、アルジュナは立ち上がりました。
山があり谷がある人生においては、一筋の光も見えず、身動きが取れなくなる時があります。
しかし、バガヴァッド・ギーターを支柱とすれば、アルジュナのように自らを奮い立たせ、何度でも立ち上がることができるに違いありません。
皆様の2021年が、光に満ち、喜びと幸せに溢れる一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

(文章:ひるま)

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