新型コロナウィルス支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
4月29日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第17回目の物資の支援を行うことができました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.27030(約40000円)です。
前回の支援から約1ヶ月後のお届けを計画していましたが、福祉施設に近い首都のデリーでは、感染拡大を受け都市封鎖が行われており、手配が難しい状況でした。
しかし、デリーから施設に向かう州境を超える許可も得られたことから、予定通り、前回の支援から約1ヶ月後にお届けすることができました。
都市封鎖の影響により、休業している店舗が多く、今回はいつもより少なめの物資となっています。
定番となった甘いお菓子のラッドゥーの手配もできませんでしたが、とりわけ重要な食料品は手配できたことに安堵しています。
インドの各地は40度を超えるもっとも暑い時期を迎えていることから、施設を訪れた際、外で過ごしている方はあまり見られませんでした。
しかし、いつものように喜んで迎え入れてくださり、また今回も率先して重い荷物の運搬を手伝ってくださったりと、施設の中は平和で、安らぎをいただいたような気持ちです。
福祉施設では、昨年の全土封鎖の際に、各方面からの支援が完全に途絶え、大変厳しい状況に直面しました。
400名を超える入居者がいる現在、最低限かつ基本的に必要とされるものに困る状況ではありませんが、都市封鎖が長引けば、再び困難な状況に直面する可能性があります。
世界中で大変な状況が続く中で、継続して温かいご支援をいただいていることが大変心強く、皆様への心からの感謝をお預かりしています。
しかし、病院や火葬場は溢れる人で混乱し、苦しい思いをされている方が多くいます。
お互いを思い合いながらこの困難を乗り越えることができるように、私たちも可能な限り、できる活動を続けていきたいと思います。
この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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