भोगैश्वर्यप्रसक्तानां
bhogaiśvaryaprasaktānāṁ
ボーガイシュヴァリヤプラサクターナーン
享楽と権力に執着する人々にとって
bhoga【男性】食べること、享受すること、消耗すること;享有、享受;性的享楽;支配、統括;感覚、知覚;利益;快楽、歓喜;享楽の対象;財産、収益
aiśvarya【中性】大王の地位、王たること;至上の主権;支配;王領;〜の支配、〜の主権
prasaktānām【男性・複数・属格、prasakta】(処格)に(心など)が執着した・固着した・固定された;(処格)に専念した・にふける・に従事する・に夢中である
→bhogaiśvaryaprasaktānām【男性・複数・属格、所有複合語】享楽と権力に執着する人々にとって
तयापहृतचेतसाम् ।
tayāpahṛtacetasām |
タヤーパフリタチェータサーム
それによって心を奪われた人々にとって
tayā【女性・単数・具格、指示代名詞tad】それによって、あれによって
apahṛta【中性、過去受動分詞 apa√hṛ】取り去られた、運び去られた;盗まれた、奪われた
cetasām【中性・複数・属格】心の、精神の、意志の
→tayāpahṛtacetasām【中性・複数・属格、所有複合語】それによって心を奪われた人々にとって
व्यवसायात्मिका बुद्धिः
vyavasāyātmikā buddhiḥ
ヴィヤヴァサーヤートミカー ブッディヒ
決定性のある知性が
vyavasāya【男性】決意、決心、決定、目的
ātmikā【女性・単数・主格】〜の性質を有する、〜より成る、〜に存する
→vyavasāyātmikā【女性・単数・主格】決定性のある、決定を性とする、決定の性質を有する
buddhis【女性・単数・主格】知能、理解力、理性、知性、精神;識別、判断;沈着、機知;知覚;会得;意見、見解;信仰、確信;想定
समाधौ न विधीयते ॥
samādhau na vidhīyate ||
サマーダウ ナ ヴィディーヤテー
三昧(サマーディ)において、安住することはない
samādhau【男性・単数・処格、samādhi】(処格)に注意することにおいて、〜に熱中していることにおいて;(最高我への)深い瞑想において、深い専心において;三昧において
na【否定辞】〜でない
vidhīyate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 vi√dhā】[それらは]分与する;得る、許す、与える、(欲を)満たす;安全にする;想像する、形作る、形成する;組み立てる、建築する、結構する;置く
भोगैश्वर्यप्रसक्तानां तयापहृतचेतसाम् ।
व्यवसायात्मिका बुद्धिः समाधौ न विधीयते ॥ ४४ ॥
bhogaiśvaryaprasaktānāṁ tayāpahṛtacetasām |
vyavasāyātmikā buddhiḥ samādhau na vidhīyate || 44 ||
その言葉に心を奪われ、享楽と権力に執着する人々にとって、
(絶対者に集中する)決定性のある知性が、三昧において安住することはない。
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