スピリチュアルインド雑貨SitaRama

ガネーシャ・ギリ

楽しかったインドの何気ない思い出3

1990年代から10年間ほど、ヨーガの師のお供などで、ヒマラヤへの巡礼やヒマラヤに滞在しての修行に何度か行きました。
主にガンジス川の源流域ゴームクでの修行がメインだったのですが、そこで修行するサドゥ(出家行者)とも盛んに交流しました。
(と言っても標高4000mの岩と氷の高地ですから、滞在していたサドゥは常に1人~3人程度でした。)

その中で一番お世話になったサドゥとともにタポワン高原(標高4500m)を訪れた時のこと。
そのサドゥとヨーガの師以外は、高地の酸素の薄さにかなり身体が参っていたのですが、サドゥは色々案内したくて私たちを引き連れ歩きまわりました。

タポワン高原の中でもひときわ標高の高い丘に登ると、真下にまだ氷河であるガンジス川が見え、反対側の遥か彼方に美しい峰が見えました。

サドゥはその峰を指さし、「あれがカイラス山だ。」と言いました。
ヨーガの師は何かを感じたらしく無反応でしたが私たち「一般人」は、へーっ!! と驚き、感動しました。

チベットにあるカイラス山(標高6656m)は、チベット仏教・ヒンドゥー教・ボン教、ジャイナ教の聖地される聖なる山です。

現在は中国領内にあるそのカイラス山が、まさかインドから見えるとは思わなかったのです。

私たちが驚いているのを見たサドゥはニヤリと笑い、「あの山のカイラス山、その山もカイラス山、こっちの山もカイラス山。そう・・世の中はすべてカイラス山なのだ。」と言い始めました。

何だ、冗談だったのか、インド人は修行者でもいい加減なこと言うなぁ、と笑いましたが、あとから考えれば、インド人特有の哲学的思想が見える出来事だったと感じています。

カイラス山は須弥山とも考えられている山です。
彼の言葉は、深い瞑想的体験から出た哲学的・霊的本質だったのかもしれないのです。
(もちろん、そんな深遠さは無く、単なる冗談だったのかもしれません。)

いずれにしましても、私たち日本人と正反対の気質を持つ、インド人の頭の中を垣間見た出来事でした。

ヒマラヤ修行のよい思い出です。

写真:ガンジス川の源流域ゴームク と そこから見えるシヴァリンガ峰

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』

ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定

ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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