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お知らせ

新型コロナウィルス支援募金活動報告(その36)

新型コロナウィルス支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

8月28日に、首都デリーで動物を保護する施設へ、第9回目の医療物資の支援を行うことができました。
獣医師の指導のもと、今回はRs.36130(約54,000円)の医療物資を手配しました。
薬局にて8%の割引をいただいたため、配送料を含め、支払った金額はRs.33740(約50,500円)となっています。
今回は、前回から約3ヶ月でのお届けとなりました。
医療物資は、怪我をした動物や衰弱した動物のための治療薬が主なものとなっています。

保護施設があるデリーでは、第2波の感染状況が落ち着き、現在は都市封鎖の緩和が行われています。
社会経済活動の多くが再開していますが、この不安定な状況により、さまざまな方面に影響が出ています。
保護施設から10kmほど離れた場所では、別のNGOが動物の保護活動を行なっていましたが、コロナ禍により閉鎖されてしまいました。
その負担もあり、今回訪れた際には、400頭以上の犬が保護されていました。
犬だけでなく、牛やロバ、猫、野鳥などの保護も行われていますが、あまりにも痛ましい姿が多く、施設内は目を覆いたくなるような状況が広がっています。
救える命は限られており、現在は少しでも痛みなく穏やかに過ごすことができるようにと、保護動物のケアを行っています。

医療物資はいくらあっても足りず、保護施設の負担は非常に大きくなっており、継続してご支援をいただいていることに深い感謝をいただいています。
社会に健やかなエネルギーが満ちるよう、生きとし生けるものが幸せに暮らすことを願わずにはいられません。
そのためにも、今後も医療物資の支援を継続しながら、積極的に活動していくことを心がけたいと感じます。

この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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