新型コロナウィルス支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
6月5日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第27回目の物資の支援を行うことができました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.36280(約61600円)です。
今回も、前回から約2ヶ月でのお届けとなりました。
インドでは、5月下旬に南インドでモンスーンの到来が伝えられましたが、北インドではまだまだ暑い日が続いています。
福祉施設のある首都デリー近郊では45度近い気温が続いており、恵みの雨を心待ちにする日が続きます。
新型コロナウイルスの感染状況はインド全体で落ち着いているため、以前に比べて安心して過ごすことができていますが、現在はこの厳しい暑さのために、施設内でも体調を崩す人が多くなっています。
コロナ禍により、さまざまな理由で家族と暮らすことができなくなった人々を可能な限り受け入れており、施設内が過密になっていることも要因があるとされています。
少し離れた場所に別の建物も確保し体制を整えていますが、入居を希望する人は絶えない状況が続いています。
今回お届けした物資は、これまでと同様の生活必需品になりますが、定番となった甘いお菓子のラッドゥーもお届けしました。
入居者の方々はこのラッドゥーが大好きで心待ちにしている人も少なくなく、毎回、こうした喜びが日々に光をもたらす大きな力となっていると大変喜ばれています。
精神的な病を患っている入居者の方も多く、見慣れない人がいると取り乱すことがあるため、支援は施設の入口となるホールで物資をお渡しするだけになりますが、その喜びにこちらも嬉しい気持ちでいっぱいになります。
こうして思い合う気持ちから生まれる温かいエネルギーが、社会を明るく包み込むことを願ってなりません。
施設では一人でも多くの人を迎え入れるために、必要最低限の物資でやりくりする状況が続いているため、今後も支援を継続していく予定です。
いつも温かいご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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