新型コロナウイルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
昨年の3月25日に始まった新型コロナウイルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、段階的な緩和が行われ、9月に第1波の感染拡大のピークを迎えました。
9月以降は減少傾向が続いていましたが、今年の3月以降に第2波が深刻となり、現在は改善するも油断はできない状況が続いています。
これまでに累計感染者数は3373万人、死者数は44.8万人を超えました。
食事の奉仕は、9月25日に500皿(第139回目)、9月28日に500皿(第140回目)を配ることができました。
メニューはどちらもダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながらの奉仕を行っています。
食事の奉仕を行う首都のデリーでは、感染状況が落ち着いており、1日の新規感染者数は50人前後の日が続いています。
9月の新型コロナウイルスによる死者数は、5人であったとも伝えられました。
閉鎖されていた教育機関も徐々に再開しており、日常が戻りつつあります。
食事の奉仕は、これまでに500食の食事を140回にわたって奉仕することができました。
インドでは今年の5月にピークを迎えた第2波以降、感染状況は落ち着いていますが、第1波から第2波の間隔が半年以上あったため、気を緩めることはできません。
先の見えないこの不安定な状況の中で、困窮する人々の生活は困難を極めています。
今後も状況を見ながら、もっとも良い形で奉仕を継続できるように活動していく予定です。
現在は、およそ4ヶ月に渡るモンスーンの季節を迎えていますが、そのモンスーンも終わりに近づいてきました。
過ごしやすい季節になりますが、このモンスーンを終える頃から増加するのがデング熱です。
さまざまな不安が拭えない日々の中、少しでも心穏やかな時を過ごすことができるよう、今後も食事の奉仕を継続していきたいと思います。
この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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