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雑記帳

ユディシュティラとドゥルヨーダナ

聖典バガヴァッド・ギーターの舞台として描かれるクルクシェートラの戦い。
このクルクシェートラの戦いは、パーンダヴァとカウラヴァという2大勢力の争いでした。
この2大勢力において、パーンダヴァの長男として伝えられるのがユディシュティラ、そして、カウラヴァの長男として伝えられるのがドゥルヨーダナです。
この2人には、私たちの霊性を育む、ある興味深い神話が伝わります。

ユディシュティラとドゥルヨーダナは、偉大な軍師であるドローナーチャーリヤに師事する日々を過ごしていました。
ある時、ドローナーチャーリヤは、悪人を見つけて連れてくるようにユディシュティラに指示します。
一方で、ドゥルヨーダナには、善人を見つけて連れてくるように指示しました。

しかし、ユディシュティラは悪人を見つけることができず、ドゥルヨーダナは善人を見つけることができませんでした。
そこで、ドローナーチャーリヤは私たちが持つ内なる視点について説き始めます。

ユディシュティラの心は敬虔で謙虚、美徳に満ちていました。
その清らかな心を通じて見る世界においては、悪人を見つけることはできませんでした。
一方、ドゥルヨーダナの心は傲慢で貪欲、嫉妬に満ちていました。
その邪な心を通じて見る世界においては、善人を見つけることはできませんでした。

この神話は、自分自身の心のあり方が、世界を見る上で重要な意味を持つということを明確に伝えています。
それは、常に明るい心を持つことができれば、どんな暗闇でも光を見ることが可能になるということを示しています。

ユディシュティラは、母であるクンティーがダルマの神をマントラで呼び出し授けられた子と伝えられます。
ダルマプトラ(正義の子)とも呼ばれるように、徳性の高い人物でした。

私たちも、マントラを唱えたり、瞑想を実践したり、こうした叡智に触れ学びを深めたりすることで、徳性を育み、明るい心を生み出すことが可能になります。
そうすれば、この浮き沈みの激しい世界を生きる中でも、常に光のある道を進むことができるに違いありません。

(文章:ひるま)

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