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ムドラー

ウダーナ・ムドラー

手や体を使ってある意味を象徴的に形作るムドラーの実践は、私たちの意識に強く働きかける力を持つとされます。
そんなムドラーの中に、内なる笑顔という愛らしい名前で呼ばれるムドラーがあります。
そのムドラーは、ウダーナ・ムドラーとして知られます。

ウダーナ・ムドラーは、パンチャ・プラーナのひとつであるウダーナに働きかけるムドラーです。
パンチャ・プラーナは、私たちの身体に作用する5つのプラーナ(生命エネルギー)にあたり、ウダーナはその中で、喉のあたりで働く上昇するエネルギーとされます。

そんなウダーナに働きかけるこのムドラーの実践では、まず、中指の先端と親指の先端を合わせます。
次に、人差し指の先端を親指の先端に、そして、薬指の先端を親指の先端に合わせます。
小指はまっすぐ伸ばしておきます。
こうして小指以外の3本の指の先端を親指の先端に合わせた形がウダーナ・ムドラーです。

親指は火、人差し指は風、中指は空、薬指は地、小指は水というように、5本の指にはそれぞれ5元素の象徴があるとされてきました。
このウダーナ・ムドラーでは、風(人差し指)、空(中指)、地(薬指)の要素が、火(親指)の要素に触れることで活性化されます。
これにより、ウダーナが働く場所であり空の要素を持つ喉元のヴィシュッダ・チャクラがまず活発になります。
そして、風の要素の働きが地の要素にある上昇するクンダリニー(プラーナ)に加わることで、上向きの流れが生じます。

こうして、エネルギーは活性化したヴィシュッダ・チャクラを通過しながら下から上へと流れていきます。
ヴィシュッダ・チャクラは甲状腺の働きを司り、「清浄」という意味を持つチャクラです。
ヴィシュッダ・チャクラの力によって上昇する穢れのないエネルギーは、脳内で生成されるセロトニンの分泌を助けるといわれます。
幸せホルモンとも呼ばれるこのセロトニンの分泌を助けるとされることに、このムドラーが内なる笑顔という愛らしい名前で呼ばれる理由があります。

このムドラーは、ゆったりとした姿勢で座り、膝の上に手の平を上に向けておいた状態で実践することができます。
その他、立っているときや歩いている時でも実践することができるムドラーです。
古代の人々が見出したこうした叡智を取り入れ、笑顔とともに幸せな日々を過ごすことを常に意識したいと感じます。

(文章:ひるま)

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